【案内】共同研究「<承認>のフロンティア研究会」第6回研究会「ポスト・フォーディズム時代における承認を考える」


● 日時 2010年2月28日(日)13:00-17:00

● 会場  関西学院大学上ヶ原キャンパス 社会学部棟3F 大学院一号教室
http://www.kwansei.ac.jp/Contents?cnid=3334

※ 公開研究会ですのでどなたでも参加できますが、会場の収容人数には限りがございます。参加を希望される方は、研究会後の懇親会の出欠とあわせて事前に下記までご連絡いただければさいわいです。
soc-gp@kwansei.ac.jp

● 講師:渋谷望(千葉大学文学部准教授)

● 研究会の内容

 <承認>を求める若者たち。「結婚がしたい」「世間から認められるまっとうな生活をしたい」という彼らの声からは、現代の社会状況に対する強烈な不満を認めることができる。しかし、そうした不満はいったい何によってもたらされたものなのか、またそれはどこへ訴えてゆくべきものなのか。これらの問いが不明確なまま、不満の矛先は自分よりも恵まれた状況にあるとみなされる他者に向かって横滑りしてゆく。今回のゲスト渋谷望氏は、ポスト・フォーディズム時代における資本と労働とのかかわりをラディカルに問い直す議論を展開されている。氏の議論を通して、社会の流動性と再帰性が高まる時代における<承認>をめぐる困難について、改めて考え直すことをめざす。

posted on 2010-02-25