アルミ缶潰し競争
(2004年8月22日撮影、2009年1月掲載)

アルミ缶を集めているホームレスの人たちの姿をみかけることは日常茶飯事になりつつある。公園に、ブルーテントがたっているのも、しかり。しかし、彼・彼女たちとの距離は遠い。「出会い」の皆無。
写真は、野宿者とその支援者たちがつくりあげる、夏祭りの際のイベント、アルミ缶を潰す競争である。
若い支援者が楽しそうに笑う。野宿の当事者たちがはりきって、祭りを盛り上げる。そして、見知らぬ通行人たちは、足をとめる。地域の人が、足をはこぶ。そもそも、出会いがないなかで、私たちは、いかにして彼・彼女たちと出会うことができるのか。
「ホームレスの人たちは怖いと思っていた/けど、若い人たちがなんか楽しそうに笑っている/ちょっといってみようかな/なんだ、怖くないじゃん」支援者を媒介にして、野宿者と出会う。きっかけは、何だっていい。こうした重層的な出会いのなかに、多層的包摂のヒントは隠れている。ストリートの可能性は、ストリートに・・・。
写真は、野宿者とその支援者たちがつくりあげる、夏祭りの際のイベント、アルミ缶を潰す競争である。
若い支援者が楽しそうに笑う。野宿の当事者たちがはりきって、祭りを盛り上げる。そして、見知らぬ通行人たちは、足をとめる。地域の人が、足をはこぶ。そもそも、出会いがないなかで、私たちは、いかにして彼・彼女たちと出会うことができるのか。
「ホームレスの人たちは怖いと思っていた/けど、若い人たちがなんか楽しそうに笑っている/ちょっといってみようかな/なんだ、怖くないじゃん」支援者を媒介にして、野宿者と出会う。きっかけは、何だっていい。こうした重層的な出会いのなかに、多層的包摂のヒントは隠れている。ストリートの可能性は、ストリートに・・・。
撮影・文:山北輝裕(大学院GPリサーチアシスタント)
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