【案内】共同研究「東アジアのストリートの現在」第7回研究会『ストリートと善意』


「東アジアのストリートの現在」班では、2009年11月7日に第7回研究会を行います。ぜひご参加ください。


● 第7回研究会『ストリートと善意』

● 日時:2009年11月7日(土)13:00-17:00

● 場所:TKP大阪梅田ビジネスセンター・カンファレンス10B室(45人収容)
http://tkpumeda.net/access/index.html

※ 公開研究会ですのでどなたでも参加できますが、会場の収容人数には限りがございます。参加を希望される方は、研究会後の懇親会の出欠と合わせて事前に下記までご連絡いただければさいわいです。(参加無料)
soc-gp@kwansei.ac.jp


● 報告(タイトルは仮題):

・『「善意」に支えられた「ホームレス支援」の現在 —地方中核都市Y市の事例より』
 堤圭史郎 (大阪市立大学都市研究プラザGCOE特別研究員・同 都市文化研究センター研究員)

・『路上とジェンダー —誰にも解放された路上?』』
 鍋谷美子 (神戸YWCA夜回り準備会)

・『地方都市A市における「支援」活動 — 「善意」と「運動」のはざまで』』
 川元みゆき (関西学院大学大学院修士課程)

● コメンテーター:仁平典宏(法政大学専任講師)


● 趣意

 本研究会では、1990年代より増加してきた野宿者と、彼/彼女らを取り巻くさまざまな立場からの支援者・支援団体とその方策、そしてそれらに対する野宿者からのリアクションなどに焦点をあてるなかで、ストリートにおける協同の可能性と困難について検討する。

 また、あるべき<場>の構想や具体的な<場>づくり・運営などの過程では、異なる立場のアクターたちのそれぞれの視座からの<善意>が拮抗する。この点に着目することにより、現代社会においてわれわれがいかに「他者の幸福」や「公共善」にコミットしうるのかを問う議論を行いたい。

本研究会のチラシ・データ(pdf ファイル)はこちらからダウンロードしてください。

posted on 2009-10-29