JR西日本の社内報2003年5月号にて、
大谷ゼミ5期生の岡本拓也さんのことが掲載されました!
以下はその内容です。

平成13年度留学生が関西学院大学社会学部長賞「特別賞」を受賞



広島運転所 運転士 岡本拓也さん
平成13年度国内大学留学生(関西学院大学社会学部)

受賞の内容

 大学留学中にゼミにおいて研究した結果を、
担当の大谷信介教授、ゼミ生とともに1冊の専門書にまとめて出版。   
その業績が大学側に認められました。
本の内容

 書名:「これでいいのか市民意識調査」 大谷信介 編著 (発行:ミネルヴァ書房)

 本書は、「市民意識調査」の実態を総合的に把握し、
今後の課題を明らかにしようとした調査研究書です。
「市民意識調査」とは、市役所が住民を対象に実施しているアンケート調査のことで、
自治体が行う施策に対して、住民の声を反映させる一つの方法として行われています。
本書では、大阪府下44市町村の実態あを調査・研究し、
「市民意識調査」をめぐる深刻な実態を浮き彫りにするとともに、
これからの課題を提起しています。


受賞者の声

 先生の御好意により、このプロジェクトに参加することになり、
社会調査に対して何の知識もなかった私は、先生や学生の力を借りて基礎から勉強しました。
プロジェクトでは主にアンケート調査票の分析に携わり、留学中期からは編集委員として、
実際の執筆作業、編集作業に参加することができました。
 私の留学生活一年間がとても内容の濃い、充実したものとなったのは、
私が所属した大谷ゼミとの出会いが大きかったと思います。
特に本の制作という高い目標は、ゼミ生全員が一丸となってはじめて達成し得るものでした。
今回の受賞はゼミ生全員で勝ち取ったものであり、本の制作過程において、
悩み、挫折しそうになった日々を思い出すと、とても感慨深いものがあります。
また、幅広い人間関係の構築やリーダーシップ、物事を客観的に読み解く力、
分析する能力など、このプロジェクトによって得たものは大きく、
今後仕事をしていく上でも必ず役に立つと思っています。